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bosyu運営者に聞いた、企業がbosyu採用を成功させるコツとは?

前回の『「募集」をもっとカジュアルにーーbosyu開発者と運用者をつなげた共通の想い』では、「bosyu」の開発をした坪田 朋さんと運用者である石倉さんに開発秘話や、「募集」への想いを伺いました。

後編では、現在「bosyu」の運用をされている石倉さんにbosyuを採用ツールとして上手く利用する方法について教えていただきました。

新たな採用ツールとして利用されるようになったbosyuとその傾向とは?

――現在、bosyuの利用状況は数字で表すといかがでしょうか?

石倉氏(以下、敬称略):応募する側も、募集する側も日に日に増えていますね。8月に譲渡を受けてからのユーザー数にはなるのですが、掲載数で言うと、だいたい1日に50~60件、1ヶ月に1000件を超えている状況です。現状、TwitterとFacebookで展開していて、Twitter連携ユーザーが多い印象なのですが、最近はFacebook連携ユーザーの利用も広がってきましたね。(2018年12月時点)

今までの求人募集は企業があって個人がいて、採用する側とされる側の垣根がはっきりしていました。でも、bosyuだと誰もが採用する側にもされる側にもなることができる。だからこそ、ユーザーは増え続けているのかなとの印象です。

また、応募者に関していうとbosyuを出してから1週間以内に、5件以上の応募が来る方が30%前後あるのも特徴です。

――すごく気になっていたのが、応募が来る来ないはフォロワー数と関係はあるのでしょうか?

石倉:それが、あまりないんですよね。もちろんインフルエンサーの方は別ですよ。けんすうさんの漫画好きのためのサロンは、800件以上集まりましたからね(笑)

そういう方々を除くと、フォロワーが200名でも2000名でも、そこまで応募数は変わりません。そこに関して以前調べてみたのですが、あまり相関関係がなかったので、数よりも質の問題なんだろうなと思います。

――質というのは、どういうことですか?

石倉:例えば、フォロワーが多くても半年に1回程度しかつぶやかない人よりも、フォロワーが少なくても日ごろから頻繁にツイートをしていて、多くのコミュニケーションをとっている方、繋がりの濃いフォロワーを抱えている方が、応募は集まりやすい印象です。逆に言うと、フォロワー数が少なくても、普段から有益な情報発信をしている人は、エンゲージメントも高いので応募は集まりやすいかなと思います。

bosyuを採用ツールとして、上手く使うコツとは?

――現在、企業の人事担当の方もbosyuを積極的に使っていらっしゃる印象なのですが、職種や使われ方に何か傾向はありますか?

石倉:エンジニアやライターといったクリエイター向けの募集はよく見かけますね。企業が人材不足で悩んでいるうえに、クリエイター層はTwitterのユーザー層でもあるので、相性がいいのかなと思います。

使われ方としては、Wantedlyの募集よりも、さらに前段階として「ランチしませんか?」などのカジュアルな使われ方をしている印象です。

――そうなんですね。石倉さんやキャスターでも、かなりbosyuを活用した採用を行なっている印象なのですが、なにかコツはあるのでしょうか?

石倉:あくまでも自己流なのですが、bosyuをする際には、前後に関連するツイートをするようにしています。どういうことかというと、bosyu投稿の前後にプロフィールページを見に来てもらえるようなツイートを行い、bosyuツイートを固定しておく。そうすることでbosyuを届けたい人に届けられるような工夫はしていますね。

例えば11月にキャスターでは採用広報のインタビューをしてくれるライターを募集しました。

▲CasterRecruitingでフリーランスや副業の人など、場所にとらわれずに働けるようになったというbosyu

▲採用広報を担うライターのbosyu。詳細は書いていないがなんとなく業務のイメージがつく

サービス名は書かずに「人物インタビューが得意なライターさん」と募集したのですが、前後のツイートからどんな事業に携わるのかイメージを持ってもらいやすかったようで、2日で30名以上の方から応募が来ましたね。

――たしかに。普段、採用だとか採用PR について全く話してない方が、採用広報に携わる人材を募集したら、この人何を始めるんだろうと不安になってしまいますもんね。前後の文脈から、その人のキャラクターやパーソナルな部分が分かった上でのbosyuの方が安心感が与えられる気がします。他にはなにかございますか?

石倉:接点の重みを変えることですね。私の言葉が誰に届くか考えた時に、人事や採用周りの方々にはある程度届けられるので、一定数の応募が集まることは予想できます。でも、普段接点の少ないエンジニアの方に対しては私の影響度は低い。

だから、そういう層に向けての募集をする時は、面談ではなくて「とりあえずランチしましょう」というようなカジュアルな募集にして、接点を出来るだけ軽くしていますね。

▲実際にbosyuのエンジニアをbosyuした際のツイート

bosyuというサービス自体に興味があるエンジニアの方が、私個人に興味があるエンジニアよりも多いでしょうから。実際に、接点の重みを工夫しただけで約10名の方から応募がありました。

採用シーンにおける、今後のbosyuの位置づけ

――bosyuは採用ツールとして使われている一方で、履歴書を提出しませんよね。でも、どうせ採用するなら、応募者をしっかり集めたいという企業の方もいると思うのですが、その方々に対してのアドバイスはございますか?

石倉:bosyuの魅力は何といってもシンプルでスピーディーなこと。坪田さんの開発当初の想いと重なりますが、そこを利用して、正式応募の1つ手前のフェーズとしてコミュニケーションのきっかけになれたらいいなと思います。

「ホームページから正式応募するほどでもないけど気になっている、少し話を聞いてみたい」という段階の人も集めやすいのがbosyuの気軽さですし、それゆえに応募数も稼げます。そして、お互い話してみたいとなれば、極端な話、bosyuを出して5分後に応募が来て、その10分後には話せるなんてこともできてしまうのが良さです。ですから、応募者の中で、自分の会社との思想がマッチする人がいたら採用したいとぼんやり思っているような段階で使ってもらうのがいいかなと思いますね。

――あくまでも、本選考の一歩手前で使う採用ツールとして使ってほしいということですね。ちなみに、さきほどbosyuのエンジニア募集を出したというお話でしたが、これからどのように発展させていくご予定なのでしょうか?

石倉:bosyuのコアバリューを変えるつもりはありません。コアバリューというのは、シンプルかつ、個人が簡単に募集を出せるという部分だと思っています。これからも、採用活動を一番カジュアルにした立ち位置であり続けたいですね。

ただ、一方で応募後のフローについてはもっと工夫できるのかなとも感じています。例えば、応募が殺到した時の対策なんかは必要かなと考えています。というのも、ゆうこすさんとのイベントの時にbosyuで参加者を集めてみたのですが、DMで同じ文章を連投したのが原因でbosyuの公式アカウントが止まってしまって、社員で手分けして送ることになってしまったんです(笑)だから、個人だからできることと個人じゃなくてもできることを分けていくのが良いのかなと思っています。

この他にも、本文の文字数をもう少し増やしたり、逆bosyuは色を変えたりなど、こまかな部分は改良を重ねながら、今後も、誰でも簡単に気軽に「募集」できるツールとして、どんどんアップデートさせていきたいですね!

実際に採用ツールの1つとして名を連ねるようになったbosyu。上手に使用するためのコツは、前後の文脈を意識することや接点の重みを変えることにあると、実際に採用ツールとして使用している石倉さんからお話を伺うことができました。

また、今後のbosyuの方向性としては、採用ツールとしてはもちろん、さまざまな募集に応えられるようにアップデートしていくとのこと。

個人も企業も気軽に発信することができるようになった今の時代の中で、bosyuがどのように溶け込むのかを楽しみにさせられる取材でした。

於ありさ
於ありさ Arisa Oki
CO-NECTER編集部・ フリーライター

1991年生まれ。フリーランスのライターとして「働く」と「好き」を中心に執筆。広報/採用広報なども行なう。

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