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SNSを活用した採用戦略「ソーシャルリクルーティング」とは?

ソーシャルメディアとは、双方向にコミュニケーションができるメディアのことを指します。なかでも、SNS(ソーシャルネットワークサービス)は、人と人とのコミュニケーションや関係性が強いソーシャルメディアです。
このSNSの特性を採用に活かした採用手法を、ソーシャルリクルーティングといいます。海外では一般的な手法と言われていますが、日本ではまだ実際に取り組んだことがある採用担当者は少なく、「どのように使えばいいの?」「そもそも本当に必要なの?」となかなか踏み出せないことも多いでしょう。

しかし、採用難で求職者へアプローチが難しくなる中で、ソーシャルリクルーティングが重要な採用手法になっていくことは間違いありません。
今回は、ソーシャルリクルーティングを活用するメリットや手法について解説します。

ソーシャルリクルーティング=SNSを活用した採用活動

ソーシャルリクルーティングとは、SNSを活用した採用活動のことです。
企業が一方的に情報発信をするこれまでの採用手法とは違い、企業側も求職者の情報を収集でき、質疑応答といった双方向のコミュニケーションもとれる、SNSの特性を活かした採用手法です。

ソーシャルリクルーティングによく使われる3つのSNS

ソーシャルリクルーティングによく利用されるSNSと、それぞれのSNSの特徴をご紹介します。

Facebook

国内の月間アクティブユーザー数が2,800万人のFacebook(2017年9月時点)。大手企業を中心に、新卒採用アカウントを開設して運営しています。利用者は40代が最も多いため、幹部候補者やスキルのある中途へ向けた情報発信にも向いているかもしれません。

Twitter

Twitterの国内月間アクティブユーザー数は4,500万人(2017年10月時点)。利用者は20代が最も多く、月間アクティブ率が70%越え(2015年6月現在)と利用頻度がとても高いため、新卒や若年層の採用に力を入れたい企業は、ぜひ活用したいSNSです。

LinkedIn

日本ではあまり浸透していませんが、アメリカでは人口の半数が利用しているビジネス専用SNSです。全世界では5億人が登録しています。そのため、グローバル人材の採用や、海外現地法人の採用に活用できるSNSでしょう。

採用活動にSNSを活用するべき7つの理由

なぜ今ソーシャルリクルーティングが注目されているのか、SNSを活用した採用手法に取り組む7つのメリットを解説します。

1.SNS利用率と閲覧時間が増えているから

インターネット人口と利用時間の増加に伴い、SNSの利用率と利用時間も年々上昇しています。

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引用:総務省

ターゲットが多くの時間を費やしている場所での露出を増やしていくことは、採用マーケティングにおいて当然の施策といえるでしょう。

2.必要な人材が就職・転職市場にいるとは限らないから

理想としている人材が、必ずしも就職・転職を検討しているとは限りません。優秀な人材は就職・転職市場に出ていない場合も多くあります。SNSはそういった人材も利用しているため、直接探してアプローチをかけることも可能です。

3.企業の情報を定期的に発信し、アーカイブしておけるから

SNSは、プレスリリースとして自社サイトに掲載するほどのものではない自社の情報や、自社の企業文化・社風が伝わる日々の出来事などを定期的に発信・拡散できます。また、発信した情報を過去にさかのぼって閲覧できるため、自社に興味を持った求職者が簡単に企業理解を深めるための情報にアクセスできる状況を作っておくことができます。

4.採用コストを抑えられるから

基本的にSNSは無料で利用できます。SNSで発信するコンテンツをプロに外注する場合や、SNS広告を利用する場合は費用がかかりますが、SNS経由での採用に成功すれば、一人あたりの採用コストをかなり抑えることが可能です。

5. SNSによっては詳細なターゲティング設定をした広告出稿が可能だから

SNSによって可能なターゲティング設定は異なりますが、「〇〇大学出身の25歳」といった詳細なターゲティングを設定した広告出稿が可能です。広告出稿自体も低予算から始められるため、予算を調整しやすいのが特徴です。

6.口コミで企業のファンを増やせるから

SNSは拡散力があるため、シェアされることによって企業の認知度を高めることができます。
また、SNSは関係性が強い人同士でつながっているソーシャルメディアのため、拡散先の友人・知人も、価値観や嗜好性が似ている傾向にあります。つまり、一人を熱狂的なファンにすることができれば、その周りのユーザーもファンにすることができる可能性が高いというメリットがあるのです。

7.面接ではわからない求職者についての情報を知ることができるから

応募者が日常的に使っているSNSアカウントをチェックすることで、面接では知ることのできない、応募者の人となりや価値観を垣間見ることができます。応募者についてより深く理解することで、事前にミスマッチを防止できます。

ソーシャルリクルーティングの具体的な2つの手法

ソーシャルリクルーティングの重要性について理解したところで、ソーシャルリクルーティングには具体的にどのように取り組めばいいのか、その手法を解説していきます。

採用におけるSNS活用の基本は、自社に関する情報の発信

SNSを採用に活用するにあたっての基本方針は「企業理解が深まるようなコンテンツの発信」です。ターゲットが自社への理解を深められるような、自社に関する情報を発信しましょう。

ただ、企業側の立場から「これを知ってほしい」と思う情報ばかりを発信するのはいけません。企業として伝えたいことの中から、ターゲットの興味を引くような内容や、ファンにとって有益なコンテンツを発信することがポイントです。
認知拡大やターゲットにとっての印象を強めるためにも、なるべく更新頻度は高いほうがいいですが、なにより大切なのは継続的な発信を続けることです。まずは続けることを目標に運用してみましょう。

SNSで発信するべきコンテンツ

SNSで発信する際の具体的なコンテンツ例は、下記を参考にしてみてください。

  • 社員紹介(社員インタビュー記事のシェア)
  • 創業者や経営者の想い
  • 自社ならではの社内制度や働き方
  • プロダクト開発秘話や、担当者の想い
  • 自社開催イベントのレポートやそこからの気付き
  • 社員による日々の気付き
  • 企業文化を象徴する

母集団形成を狙うなら、広告出稿も検討しよう

自社アカウントをより多くの求職者に知ってもいたい、あるいは、採用を強化している求人の募集ページをより多くの求職者にリーチさせたい、という場合はSNS広告への出稿も検討してみましょう。

SNS広告を有効活用する際のポイントは、適切なターゲティング設定です。
SNSによっては詳細なターゲティング設定が可能なので、理想のペルソナ像を詳細に描いた上で広告を出稿しましょう。

SNSを使った3社の採用活動事例

ここでは、実際にSNSを使って採用活動を行っている企業の事例をご紹介します。

スターバックスコーヒージャパン株式会社

世界的にソーシャルリクルーティングのお手本とされているスターバックス。採用のためのFacebookページTwitterアカウントを開設しており、募集中の職種や働く社員のストーリーを発信しています。Facebook、Twitter以外にもYouTubeアプリからも採用情報を発信しており、総合的にソーシャルリクルーティングを展開している企業です。

日本オラクル株式会社

採用のTwitterアカウントを開設しています。プロフィールに「募集ポジションや面接虎の巻をつぶやきます」とあるように、採用情報の発信や、「職務経歴書の書き方」といったターゲットである求職者にとって有益な就職・転職活動に役立つコンテンツを発信しているのが特徴です。

ITmedia株式会社

2011年からソーシャルリクルーティングを行っているというITmedia「就活」「IT」「WEB」などの自社と相性の良さそうなキーワードから学生のアカウントリストを作成し、フォローなどをしながら関係性を築いているそうです。この手法から同社の事業内容に興味を持ち、企業理解度が高い学生が多く応募しています。

まとめ

スマホ利用者の9割以上がSNSを利用している現代において、SNSを活用したソーシャルリクルーティングはぜひ活用したいものです。
ソーシャルメディアの最大の特徴である「双方コミュニケーション」を最大限に活用することで、マッチング度を上げ、採用コストを下げることができます。ソーシャルリクルーティングを取り入れて、採用のパフォーマンスを最大化させましょう。

関連記事:
【事例つき】採用活動におけるFacebookの効果的な利用方法とは?
【事例つき】採用活動におけるTwitterの効果的な利用方法とは?

小野瀬 わかな
小野瀬 わかな Wakana Onose
CO-NECTAR編集部・ フリーライター

採用領域を中心に、企業の情報発信をサポートしているフリーのインタビューライター。

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