
ビジネスSNS「Wantedly」ならではの機能、「応援」とは?
2012年2月のリリースから約6年半で登録企業ユーザー数27,610社、登録個人ユーザー数1,348,888人(2018年5月時点)にまで成長したビジネスSNS、Wantedly。ここまで大きくなった理由のひとつとして、SNSを使った募集の「応援」機能が挙げられ、Wantedlyを活用する上で重要な役割を持っています。企業の求人を応援するとは、どういうことなのでしょう。
そこで今回は、このWantedlyの機能である「応援」について詳しくご紹介します。
Wantedlyの応援とは?
Wantedlyでつながっているユーザーに、企業の求人情報が拡散できる「応援」という機能があります。
掲載されている求人情報には必ず「応援」ボタンがあり、そのボタンを押すことで、FacebookやTwitterなどのSNSでシェアすることができます。
自分が勤めている企業や自分の知り合いがいる企業、つながっているユーザーが興味を持ちそうな企業の求人情報などを応援することが可能です。
Wantedlyで応援するには、SNSへの投稿が必須?
じつは、この応援機能、以前はWantedly内でのみのシェアが可能だったのですが、2018年8月ごろからFacebookやTwitterでシェアしなければ応援としてカウントされなくなってしまいました。
次の画像はWeb版のWantedlyで応援をする際の最終画面です。FacebookかTwitterで応援する、もしくは応援しないという選択肢のみとなっています。FacebookやTwitterでは拡散したくない場合には注意しましょう。
Wantedlyで「応援」が重要な2つの理由
ここまで説明してきた「応援」ですが、じつは、Wantedlyで求人活動をする上では、非常に重要な意味を持っています。
1.応援=シェアすることで、応募率が高まる可能性がある
前項でも触れたように、応援をすることがそのままFacebookやTwitterでシェアすることにつながります。そのため、求人情報をより多くの人に見てもらうことができ、応募者が集まる可能性が高まります。
2. 応援が多い求人募集は、「おすすめ」に掲載されやすくなる
掲載基準やアルゴリズムが明確に示されているわけではありませんが、たくさんの応援をされている求人情報は、Wantedly内の「今週のおすすめ」に表示される確率が高まります。それと同時に、Wantedly内での露出を高めることが可能です。
このように、求職者の目に留まる可能性を高められる応援は、Wantedlyにおいてとても重要な機能なのです。
応援合戦とは?
Wantedlyで応援を増やす方法として、応援合戦というものがあります。これは公式のものではありませんが、会社単位で人事・採用担当者の自主的な協力関係をつくり、互いの求人情報を応援していくというものです。
応援合戦は、会社単位で行われるため、個人に応援を依頼するよりも短時間で多くのユーザーに情報を届けることが可能です。ただし注意点として、あまりにやり過ぎるとスパムのようになってしまい、逆にユーザーから敬遠されてしまうリスクがあります。もちろんタイミングを見計らい、適度に行うことはルール違反ではありませんので、思うようにシェアが増えない場合は、可能な範囲で試してみてはいかがでしょうか。
企業の求人募集(募集要項)を応援する方法
それでは、具体的に企業の求人募集を応援する方法(Web版、アプリ版)をご紹介します。
Web版Wantedlyから応援する方法
[1] 応援したい求人ページの「応援する」をクリック
まず、応援したい企業の求人募集(募集要項)のページを開き、ページ右側にある「応援する」をクリックします。
[2] FacebookかTwitterを選ぶ
「シェアで募集を応援しよう」というポップアップ画像が表示さえたら、FacebookかTwitterのどちらかのボタンをクリックしてシェアします(今回はFacebookでシェアをしてみます)。
[3] シェア先を選択し、投稿をクリックする
Facebookのボタンをクリックすると、Facebookのシェア画面が表示されるので、どこにシェアをするかを選択後、コメントを入れ、右下の「Facebookに投稿」をクリックします。
[4] Facebookのタイムラインに表示され、応援人数が増える
これでFacebookにシェアした求人情報が表示されます(ボタンの文字が「応援する」から「応援しました」に変わり、応援する人数も37人から38人に増えています)。
Wantedlyアプリから応援する方法
[1] アプリをダウンロード後、応援したい求人ページの「シェアして応援」をタップ
Google Play StoreもしくはApp StoreからWantedlyのスマホアプリ「Wantedly Visit」をダウンロードし、ログインします。応援したい企業の求人募集(募集要項)のページを開き「○人が応援しています」と記載されている箇所まで下へスクロールし「シェアして応援」をタップします。
[2] シェアするサービスを選ぶ
画面下からシェアするサービス(SNS)が表示されるので、シェアしたいものをタップします(ちなみにFacebook、Twitter以外のサービスでシェアしても応援にカウントされません)。今回はTwitterでシェアをしてみます。
[3] コメントを入れ、「ツイート」をタップする
Twitterのボタンをタップすると、Twitterのツイート画面が表示されるので、コメントを入れ、右上の「ツイート」をタップします。
[4] Twitterのタイムラインに表示され、応援人数が増える
これでTwitterにシェアした求人情報が表示されます(ボタンの文字が「応援する」から「応援しました」に変わり、応援する人数も13人から14人に増えています)。
自社の求人募集(募集要項)の応援を依頼する方法
次は、自社の求人募集公開時に応援を依頼する方法をご紹介します。
まず、募集管理の募集から、応援してもらいたい求人の「募集を編集」をクリックします。
次に、表示されたページの右上にある「募集の公開」をクリックし、ページ中段にある「募集要項の拡散をお願いする外面へ」をクリックします。
応援を依頼したい人を選択し、「FBで応援をお願いする」をクリックします。ここに表示されていない人に応援を依頼したい場合は、画面左上の検索画面で検索することができます。
「FBで応援をお願いする」をクリックすると、当該の人へのメッセージ送信画面が表示されるので、ここでメッセージを入れ、右下の送信をクリックすれば完了です。
また、社内メールで社員に応援を依頼したい場合は、募集記事のURLの末尾に「/share/」を追加してメールに記載すれば、直接応援ページに遷移します。
まとめ
求人情報は広告と同様、より多くの人に届かなければ意味がありません。しかし重要なことは、単純に多くの人の目に触れることではなく、必要としている人に確実に届けることです。そうした意味で、Wantedlyの応援は、SNSの特性を生かし自社の求人を必要としている人に効果的に拡散することが可能な機能です。Wantedlyで求人情報を発信する際は、ぜひ応援を有効に活用することをおすすめします。